プレステアーバン西大和の維持管理を考える

このページはプレステアーバン西大和の高額な維持費、特に給湯暖房費について住民の皆さんで考えていただくために作りました。
作成者の大村(2013年12月から2015年10月まで居住)はすでに退去しましたが、後から入居する人のため、このまま残そうと思います
このマンションの2013年の売買相場は400万円~600万円。
完成時期は1991年10月で売り出し価格は3000~4000万円。
つまりこのマンションは築22年で8~10分の1にまで下がったことになります。
平均的なマンションは築20年で40%ほど値段が下がりますが、そこから比べるとこのマンションの値下がり率は著しく高いと言わざるを得ません。
平均下落率とプレステアーバン売買事例
私はその原因がどこにあるかを突き止めようとしました。
確かに交通の便は良くありません。
しかし自転車と電車の組み合わせを使えば45分ほどで大阪に出れます。
やはり原因は高額な暖房・給湯費にあるのではないでしょうか。
当マンションは管理費が8,000円、修繕積立金が7,080円と、一見すると普通なのですが、よくよく調べると給湯基本料が4,700円、11月から4月までの半年間は暖房費が月額9,110 円(2017年現在)かかります。
それ以外にも給暖積立金月額500円や有線放送料月額864 円もかかります。
私が入居した当時、給湯基本料は1,880円でしたから、短期間で大幅値上げしました。
やはりこの維持費の高さこそ、値下がりの理由ではないでしょうか。
バブル期に建てられたこのマンションは贅沢なセントラル・ヒーティングを採用しています。
当時はステータスの象徴だったかもしれませんが(何といっても名前がプレステージャス・アーバン、「都会の一級品」です)、今になってその贅沢さが会計を圧迫しています。
私はこのセントラル・ヒーティングの廃止は無理としても、何らかの方法で節約・圧縮ができれば、マンションの価値は再び高まるのではないかと考え管理組合理事に立候補し、検討会の設置を提案しました。
しかし理事会では検討の必要なしと決定されました。
そこで仕方なく、住民一人一人に問題点を指摘するビラを配りました。
そして何人かのご老人からは強い賛同を得ました。
若くて子供が多い世帯にとっては1ヶ月に2万の給湯暖房費は見過ごせる金額かもしれませんが、一人暮らしの年金生活者にとっては見過ごせない金額です。
しかし320世帯ほどのマンションで数人の賛同者ではいかんともしがたく、私はマンションを売却して引っ越しました。
私がいろいろと調べた中で、気が付いたことをリストします。
1、暖房費が高くなるのは断熱設計がされていないからです。対策が必要です。
2、部屋ごとに暖房を切っても他の部屋に影響しません(ボイラー会社確認済み)。
3、石油使用のほとんどは暖房なのに、給湯費に転嫁されています。
このマンション修繕費については8034号室山田さんもいろいろと調べていらっしゃっていて、多くの貴重なアドバイスをいただきました。
私と同じようにマンション管理に疑問を持つ人が現れたら喜んで対応したいとおっしゃっているので、有志の方はどうぞ山田さんのドアを叩いてください。
このページに関して質問などのある方はnishiyamaアットs500.xrea.comにどうぞ。
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